NFTを手に入れるにはホワイトリストが必要って聞いたんだけど、どうやって手に入れたらいいの?
人気NFTプロジェクトはホワイトリストがないと買えないことも多いよね。僕はホワイトリストを貰っていくつかNFTを買ったから実例を解説するよ。
人気のNFTを手に入れたいですよね。
NFTの発売日、Twitterで「手に入れました報告」がたくさん上がっているのに自分は手に入れられない、そのような経験がある方も多いのではないでしょうか。
2022年9月時点のNFTプロジェクトは発売前にホワイトリストを配布することが一般的です。しかし、ホワイトリストの獲得方法は様々で闇雲に活動してもホワイトリストを手に入れることは難しいです。
今回の記事では、私のホワイトリストを獲得できた事例も踏まえて、ホワイトリストの獲得方法を解説します。
- ホワイトリストとは
- ホワイトリストを手に入れる方法
- ホワイトリストの注意点
それでは解説していきます。
NFTのWL(ホワイトリスト)とは

ホワイトリストとはもともとIT用語で警戒する必要のない対象の一覧表のことを言いますがNFTの世界では「優先購入権」のような意味で使われており、ホワイトリストを持っていると一般販売よりも先にNFTを購入できます。
なぜNFTを発売する時にホワイトリストを発行するのかを考えてみましょう。
新たなNFTを発売する時、短期的な利益が目的のバイヤーばかりにNFTを購入されてしまうと、すぐに売却され価格が暴落しブランドイメージが傷ついてしまうので運営者としては望ましくありません。
また人気のコレクションになるとbotのようなプログラムで大量に購入し、すぐ大量に売却しようとする人も出てきます。
そこでNFTを大事に扱ってくれる人(少なくとも短期で売りに出さない人)にホワイトリストを配り、その人に優先的に購入してもらうことでコレクションの価値を高めます。
ホワイトリストとは、そのNFTの活動に貢献してくれた人へ運営者が渡す証のようなものなのです。
- NFTの「優先購入権」
- NFTの活動に貢献してくれた人の証
WL(ホワイトリスト)の獲得方法
ホワイトリストの配布方法はNFTによって様々ですが、先ほど言ったようにホワイトリストは「NFTの活動に貢献した人」に配ることが多いです。
何をもって「NFTの活動に貢献した」と見なされるかはNFTプロジェクトによって違いますが、次の3事例は私が実際にホワイトリストを貰った時の条件なので参考にしてください。
【事例①】特定のNFTを持っている

特定のNFTを持っているとホワイトリストが配布されることがあります。
例えば、「CNPJ」のホワイトリストはCNP(CryptoNinja Partners)を持っている人に配布されました。
CNPJのプロジェクトはCNPの二次創作なので、本家のCNPを持っている方はプロジェクトに貢献しているという理由でホワイトリストを配布されました。
また、これまで「1点もの」の作品を出していた作家さんがジェネラティブコレクションをはじめる時に、「1点ものの作品を持っている人」にはホワイトリストを配るということも多いですね。
昔から応援してくれている人に恩返しのようなイメージです。昔からの応援者にきちんと恩返しができるところもNFTプロジェクトの魅力の一つですね。
【事例②】DAOの企画に参加する

可愛い和服の女の子が特徴のNFT「わふくジェネ」のホワイトリスト配布は上記の方法で行われました(※既にホワイトリストの配布は終了しています。)。
- WAFUKU Discordに参加
- 夏エモ祭りに参加(※コミュニティを盛り上げるためのお祭り)
- タスクリストから合計で3ポイント以上獲得
このように、DAOの企画に参加し条件をクリアすることでホワイトリストが配布されることも多いです。
DAOの企画内容はTwitterでの拡散やファンアートの制作などNFTの宣伝活動に貢献するような企画が一般的で、宣伝活動を頑張ってくれた方にホワイトリスト配布するという方法ですね。
【事例③】DAOの幹部などにもらう

ファウンダーやモデレーターなどDAOの幹部と呼ばれる人たちは宣伝用のホワイトリスト枠を持っているので、giveawayなどの方法でホワイトリストを配布することも多いですね。
そういったDAO幹部のTwitterをチェックしているとホワイトリスト配布企画が突然立ち上がったりするので、ホワイトリストを欲しい人はDAO幹部のTwitterをよくチェックすると良いでしょう。
また、私がMHS(My HERO Sidekicks)のホワイトリストを手に入れた時は、ファウンダーであるaki社長のvoicyをTwitterで紹介するとお礼にホワイトリストをいただけました。
必ずホワイトリストがもらえるわけではないですが、DAOの幹部の方と仲良くするのはNFT活動をする上で大事ですね。
【番外編】DAOの幹部になる
ホワイトリストとはNFTの活動に貢献した人に渡されると言いましたが、NFTの活動に最も貢献しているのはコアマーケターやモデレーターといったDAOの幹部の方達です。
そのため当然ですが、DAOの幹部にはホワイトリストやフリーミントのような権利が与えられます。
ホワイトリスト目当てでDAOの幹部になろうという人は少ないと思いますが、NFTプロジェクトが好きでたくさん貢献をしたいという方はDAOの幹部になることを目指しても良いですね。
WL(ホワイトリスト)の注意点

ホワイトリストはNFTを購入するための重要な権利ですが、注意点もあるので解説します。思わぬ落とし穴にはまらないようにしたいですね。
必ず購入できるわけではない
ホワイトリストは貰ったからと言って必ず購入できるわけではありません。プロジェクトによっては、ホワイトリスト分のNFT販売数よりもホワイトリスト配布数が多いことがあります。
これはホワイトリストを配られた人全員が購入するわけではないという運営者の見立てによるものですが、プロジェクトが人気であればあるほど離脱者が少なくなるためホワイトリストを持っている人の中で争奪戦になることもしばしばあるんですよね。
その場合は早押しで購入できるかどうか決まりますので、ホワイトリストを持っていても発売日の予定は空けておくようにしましょう。
WL(ホワイトリスト)をもらい忘れることがある
意外かもしれませんが「ホワイトリストをもらう権利」だけ持っていて、「実際のホワイトリストをもらい忘れる」ということがしばしばあります。
ホワイトリストをもらう権利を手に入れたあと、多くはDiscode内の登録ページでウォレット接続をしないとホワイトリストがもらえません。
しかし、複数のプロジェクトに参加していると運営者からの「この期間内にウォレット接続してください」という発信を見逃すことがあるんですよね。
そのことに気づかず、ホワイトリストを持っている気でいて当日購入できないという悲しい経験が私もあります。
みんなが盛り上がってる中、自分だけ購入できないとものすごく悲しいんだよね。
最近はNFTプロジェクトも増えていて発売日が近かったり、同日に複数のプロジェクトが発売したりするので、情報を追えなかったりしますね。
必ずホワイトリストの獲得方法をDAOで正確に確認しましょう。
まとめ
今回はNFTのホワイトリストを獲得する方法について解説しました。
- 特定のNFTを持っている
- DAOの企画に参加する
- DAOの幹部などにもらう
- DAOの幹部になる
ホワイトリストの配布方法はNFTプロジェクトによって様々なので、今回解説した方法以外にも新しい配布方法は出てくると思います。
共通しているのはNFTプロジェクトを応援して、活動に貢献してくれた人にホワイトリストを渡すということですね。
そのNFTプロジェクトのことを好きになって積極的に活動していればホワイトリストも自然と獲得できるでしょう。
ぜひNFT活動を楽しんでホワイトリストを獲得してください。
DAOに入って積極的にNFT活動をすると楽しいよ。